ゼイラム2
雨宮慶太監督・脚本の劇場公開映画。1991年公開「ゼイラム」の続編。
1994年12月17日公開。カラー 115分。
- 東京国際ファンタスティック映画祭'94正式出展。
- 1995年第26回星雲賞映画演劇部門賞受賞。
ストーリー
カヌート一族により盗難に遭った骨董品カマライトを奪い返すたべく、賞金稼ぎイリアは相棒のボブ、フジクロと共に再び地球を訪れる。首尾よくカマライトを奪取したイリアは、次の作戦の支援者と会うポイントへ赴いた。
このとき、フジクロはカマライト目当てに裏切り、ボブと転送機を破壊していた。
ところで3年前、イリアと共にゼイラムと戦った神谷と結婚を控えた鉄平は、相変わらずの生活を送っていた。しかし、偶然イリアを見つけて彼女のアジトを訪れた鉄平は、フジクロに捕まってしまい、車を駆ってイリアの許へ行く羽目に。だがそこには、ならず者の賞金稼ぎを集めたカヌート一族が、イリアを包囲していた。大勢の敵と対峙するイリヤ。と、そこへ次の作戦の支援者であるロボットが現れ、イリアの制止も無視して、カヌート一味を惨殺してしまう。
このロボットには、生体兵器ゼイラムが制御ユニットとして組み込まれており、戦闘で受けた傷により、このゼイラムが覚醒してしまう。もはや、制御不能となったロボットは暴走を始め、疑似戦闘ゾーンを生成し、イリアたちを幽閉。殺戮の手を彼女たちに伸ばすのだった。
神谷により修理されたボブ。鉄平を救うため自らゾーンに転送される神谷。3年前の戦いで奇妙な友情が芽生えた3人が、お互いを助けるために奔走するが、すれ違う状況が続く。果たして、3人は無事に再会し、ゼイラムを倒してゾーンから脱出できるのか。
スタッフ
- 監督 :
- 雨宮慶太
- 脚本 :
- 雨宮慶太、松本肇
- 撮影 :
- 木所寛
- 照明 :
- 保坂芳美
- 美術 :
- 井口昭彦
- ビジュアルエフェクト :
- 松本肇
- コスチュームデザイン :
- 寺田克也
- キャラクター造型 :
- 前澤範(レインボー造型企画)
- 造型美術 :
- 竹谷隆之
- CG :
- 篠原保
- 音楽 :
- 太田浩一
- 制作 :
- エンボディメント・フィルムズ
- 制作協力 :
- クラウド
- 製作 :
- ゼイラム製作委員会
キャスト
- イリア :
- 森山祐子
- 神谷 :
- 蛍雪次朗
- 鉄平 :
- 井田州彦
- ゼイラム :
- 吉田瑞穂
- ボブの声 :
- 半田雅和
- 村田 :
- 栩野幸知
- モモンガのママ :
- 紅理子
- 電気屋店主 :
- 江並直美
- リリパット :
- 栗国真弓
- 通行人 :
- 桂正和
ソフト
ビデオ
- ゼイラム2 [VHS] - バンダイビジュアル BES-1062 1995年1月21日発売 16,800円
- 映像特典:「メイキング オブ ゼイラム2」(13分)を収録。
DVD
- ゼイラム2 [DVD] - バンダイビジュアル BCBJ-1677 2003年08月22日発売 5,040円
CD
- ゼイラムI&II - オリジナル・サウンドトラック - ビクターエンタテインメント VICL-633 1995年1月21日発売 3,000円
ストリーミング
レビュー
イリアの魅力満載、カッコイイ!!まさにバウンティーハンターです。 ストーリーはちょっと強引かな?というところもありますが、登場人物は相変わらず魅力的。
映像、デザインも洗練されて、エンターテイメント作品としてとても楽しめます。 単独でも楽しめますが、ゼイラム1を見ていないと設定がよくわからないかも。両方見ればおもしろさ倍増。しかも続けて。